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過去最悪のペースで続発する解体死亡事故

2025.08.01

千葉市駅前ガラ搬出部崩壊事故

千葉市駅前ガラ搬出部崩壊事故

今年1月千葉市内で発生したガラ搬出用のダンプ進入部天井崩落による死亡事故を皮切りに、7月時点で全国10件以上にも上る解体現場における死亡労働災害が発生しております。
つい最近では福岡県久留米市で23歳の技能実習生を含む2名の鉄骨造り2階建て店舗の崩落死亡事故が発生し、実際の耐用年数を大幅に超える建物の解体の危険度も近年増してきました。
「このままのペースで行きますと、過去最悪のペースとなる」と先に行われました全解工連の総会でも報告されております。

 

東京都港区24階建てビル墜落事故

東京都港区24階建てビル墜落事故

主に高所からの墜落事故、崩落事故がほとんどですが、特に今年はアスベスト除去工事における死亡事故、労働災害が多発しております。
有機溶剤の吸い込みや、換気不足によるエンジン発電機使用に伴う一酸化炭素中毒が発生し、深刻な事態となっております。
国土交通省が推奨する重機土木工事のようなICT(情報通信技術)、自動運転がまだまだ解体業界では進んでおらず、人手が最大の担い手となっているのが現実です。

 

大阪市アスベスト除去工事用有機溶剤吸引事故現場

大阪市アスベスト除去工事用有機溶剤吸引事故現場

しかしながら、全国的に増え続ける解体現場、外国人労働者による安全を度外視した不正な解体や不法投棄、一方では製鉄所、発電所など大型化するプラント解体現場に対して、安全管理が追い付かず、今後の行政、施主、元請け、協力業者が一体となった安全作業の確立が急務となってきております。

 

人口減少、人手不足が阻む日本の成長

大幅な工期遅延となるJFEスチール東日本跡地の建築

大幅な工期遅延となるJFEスチール東日本跡地の建築

ニトリは神奈川県川崎市川崎区扇町地区に、新物流センターの建設を計画しております。新施設はJR鶴見線「昭和駅」の東側に位置するJFEスチールの東日本製鉄所京浜地区の一区画の用地20万7,913㎡で建設が計画されております。
カーボンニュートラルを目指した世界の潮流の中で「高炉」から「電炉」への切換えが進み、日本全国で製鉄所の解体が進んでおります。

しかしながら2024年度から始まった延床面積約41万5,000㎡の巨大物流センターの工事は、基礎解体工事が進む中、すでに当初計画から2年近く遅れる見込みです。
これを踏まえ似鳥昭雄会長は「建築はしばらくやめる」とコメントし、都市部での出店も自前の建物を造らず、テナントを中心に進める方針を発表しました。

建設現場のみならず、近年解体現場でも深刻な人手不足に陥っております。
また同時に高齢化が加速し、全国的に工期の遅延が多発し、コロナ禍からの回復の踊り場に立った日本経済に暗い影を落としております。